こんにちは。トレーナーの島田です。
日々の生活の中で、知らず知らずのうちに溜まっていく「ストレス」。
仕事、人間関係、季節の変化など、私たちの身体と心は、さまざまな刺激を受けています。
そんなストレスに負けないために、「運動」や「休養」が大切なことはよく知られていますが、
実は“栄養”もストレス対策の大事な柱のひとつなのです。
特に注目したいのが、ビタミン類の役割。
中でも「ビタミンB群」と「ビタミンC」は、ストレスへの耐性を高めるために欠かせない栄養素です。
まず、ビタミンB群は「エネルギー代謝」や「神経の働き」を支える栄養素。
ストレスを感じると、自律神経が乱れやすくなりますが、ビタミンB1やB6は神経の伝達をサポートし、
心のバランスを保つ手助けをしてくれます。また、これらのビタミンは水溶性のため、
体内に溜めておくことができず、毎日の食事からの補給が必要です。
次に、ビタミンCは抗酸化作用に優れ、ストレスによって発生する活性酸素を除去してくれる働きがあります。
また、ストレスを感じると体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されますが、
ビタミンCはこのホルモンの分泌や働きの調整にも関わっているとされています。
つまり、ストレスに強い体をつくるには、運動や休養だけでなく、
ビタミンのような栄養素を意識的に摂ることがとても大切なのです。
ビタミンB群は豚肉・卵・納豆・玄米などに多く含まれ、
ビタミンCは果物や野菜(特にキウイ、ブロッコリー、パプリカなど)に豊富です。
毎日の食事に少しずつ取り入れてみてくださいね。
ストレスに負けない自分づくりは、日々の小さな積み重ねから。
身体の内側から整えて、軽やかな毎日を目指しましょう!