こんにちは。島田です。
日々の食事を考えるとき、まず意識しておきたいのが「三大栄養素」。
ご存知の通り、炭水化物(糖質)・脂質・タンパク質の3つがそれにあたります。
これらは、私たちが活動するためのエネルギー源であり、体を作り・守るために欠かせない基礎栄養です。
現代の日本人の食生活を見ると、糖質と脂質は比較的しっかり摂取できている人が多い傾向にあります。
ごはん、パン、麺類、スナックなど、日常的に口にする機会が多いため、意識せずとも摂れているケースがほとんどです。
一方で、見落とされやすく、圧倒的に不足しがちなのが「タンパク質」です。
筋肉や骨、髪、皮膚、さらにはホルモンや免疫細胞の材料にもなるタンパク質は、毎日しっかり補いたい栄養素ですが、忙しい現代人の生活では「おにぎりだけ」「パンだけ」など、炭水化物中心の食事になりがち。
肉や魚、卵や豆類といったタンパク質を意識的に摂らないと、すぐに不足してしまいます。
さらに、水溶性ビタミン(ビタミンB群やCなど)も、薄れやすい栄養の代表格です。
これらの栄養素は体内に長く蓄積されず、余分な分は尿として排出されてしまうため、こまめに摂取する必要があります。
特にストレスが多い現代では、ビタミンB群の消費が増えるため、不足すると疲れやすさや不調の原因になることもあります。
日々の食事で、三大栄養素がそろっているかを振り返ることはもちろんのこと、
その中でも「タンパク質」と「水溶性ビタミン」に注目してみてください。
身体を整える土台は、栄養の積み重ねからつくられます。
まずは一日一食、「今日はしっかり摂れているかな?」と意識するところから始めてみましょう!
それだけでも、体調や気分の変化に気づくきっかけになりますよ。