こんにちは。トレーナーの島田です。
今回は睡眠について取り上げていきます。
「寝ているはずなのに疲れが取れない」「朝起きてもスッキリしない」
そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
実はそれ、睡眠時間の長さではなく“質”に原因があるかもしれません。
現代の生活では、夜になっても強い光や音、刺激に囲まれて過ごすことが当たり前になっています。
ですが、良い眠りのためには「副交感神経(リラックスモード)」が優位になることがとても大切。
この副交感神経をしっかり働かせるためには、寝る前の習慣がカギになります。
まず意識したいのは「電気(照明)」の使い方。
明るすぎる照明やスマートフォン・テレビなどのブルーライトは、
交感神経(興奮モード)を刺激し、体を活動モードにしてしまいます。
寝る1時間前からはできるだけ照明を落とし、スマホを見る時間も最小限にしておきましょう。
また、寝る前のストレッチはとても有効です。
硬くなった筋肉を優しく伸ばすことで、体の緊張がほぐれ、副交感神経が優位になっていきます。
ポイントは呼吸を止めないこと」。ゆっくりとした深い呼吸とともに行うことで、
心も穏やかになり、睡眠に向けた準備が整います。
そして何より大切なのが、“刺激を最小限にする”という意識です。
カフェインやお酒、激しい運動、ネガティブなニュースなども、寝る直前には避けておきたいもの。
体と心を刺激しないように、1日の終わりには“静かな時間”を意識してみてください。
質の高い睡眠は、疲労回復だけでなく、代謝やホルモンバランス、メンタルの安定にもつながります。
ぜひ、今日から「寝る前の習慣」を見直してみてくださいね。