運動が苦手でもOK!筋肉をつける“負荷と回数”のコツ

こんばんは。トレーナーの島田です。

 

本日は「筋肉をつけるためのトレーニングの考え方」についてお話しします。

筋トレを行うことで得られる代表的な効果の一つに筋肥大(筋肉が太くなること)があります。

筋肉が太くなると、その分だけ筋肉が発揮できる力(筋発揮力)も高まり、

身体の動きや機能がスムーズになっていきます。

 

では、筋肥大を目指すにはどのようなトレーニングが効果的なのでしょうか?

一般的に、筋肥大に適した負荷は「1RM(1回だけ上げられる最大重量)の70~85%程度」とされており、

10〜15回で限界がくる程度の重さで行うことが推奨されています。

この強度で60〜90秒の休憩を挟みながら、3〜5セット行うことが効果的だとされています。

また最近では、軽い負荷でも高回数・高セットで実施することで、同様の筋肥大が得られるという研究報告も増えてきました。

これは、筋肉にかかる「時間的な刺激」がポイントとなり、

フォームを意識しながらゆっくりと丁寧に動かすことが重要になります。

 

つまり、重いものが持てなくても、適切なフォームと回数設定さえ工夫すれば、

筋肉は十分に育てられるということです。運動に不安がある方も、

まずはできる範囲で始めていきましょう。

 

小さな積み重ねが、大きな身体の変化を生み出してくれます。