日常生活動作を整える、そして低下させないために

こんにちは、トレーナーの島田です。

 

皆さんは「運動=見た目を良くするため」と思っていませんか?
確かにボディラインや体型が整うことはモチベーションにもなりますが、
本当に大切なのは、“日常生活の中でスムーズに動ける体”をつくることです。

 

例えば──
・朝ベッドから起き上がるとき
・階段を登るとき
・重い荷物を持ち上げるとき
・電車の揺れにバランスを保つとき

こういった「何気ない動き」の中に、体力や筋力、バランス力の影響が色濃く出ます。


若いうちは意識しにくいかもしれませんが、

これらは年齢を重ねるごとに確実に「できなくなる動き」の代表になります。

 

日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)と呼ばれるこの動きは、
私たちが自立して生活していくために欠かせない“基礎体力”と言えます。


つまり、運動をすることは「将来の自分の自由度」を保つための習慣でもあります。

最近では、若いうちからスマホやデスクワークによる不調(首こり・腰痛・猫背など)も増え、
年齢に関係なく“日常生活の質”が落ちる人も少なくありません。

 

だからこそ、今から少しずつでも運動を習慣化し、
身体の使い方を整えていくことが何よりも大切です。

 

見た目だけでなく、「動ける体を維持する」。
それが日々の生活を快適にし、10年後、20年後の未来を豊かにしていきます。