こんにちは、トレーナーの島田です。
本日は「ミネラル不足がどうして攣る(つる)原因になるのか?」というテーマでお届けします。
日常生活の中で、ふとした瞬間に「足がつった!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
特に夜寝ている時や運動中など、突然襲ってくるあの痛み…。
実はその原因のひとつに「ミネラル不足」が大きく関わっているのです。
ミネラルとは、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなど、
私たちの体の中でとても重要な働きをしている栄養素のこと。
これらは、筋肉や神経の働きを正常に保つために必要不可欠です。
例えば、マグネシウムやカルシウムは、筋肉の収縮と弛緩(緩むこと)をコントロールしています。
これらのバランスが崩れると、筋肉がうまく緩めず、ピクッと勝手に収縮してしまう=「つる」現象が起こります。
また、カリウムやナトリウムも体の水分や電解質のバランスを保つのに重要で、
これが乱れると筋肉や神経の伝達に支障が出てしまうのです。
つまり、ミネラルが不足すると、筋肉はうまくリラックスできなくなり、
異常な収縮=「つる」ことが起こりやすくなります。
特に夏場や運動中・運動後、汗をたくさんかいたときにはミネラルが失われやすく、攣りやすくなります。
また、水分だけを補給しても、ミネラルが不足したままだと効果的ではないため、バランスよく摂ることが大切です。
普段から、野菜・海藻類・ナッツ類・バナナなど、ミネラルが豊富な食材を取り入れること。
もし運動量が多い方や汗をかきやすい方は、ミネラルを含んだ飲料での補給もおすすめです。
攣りやすさを感じる方は、ぜひ「ミネラル足りてるかな?」という視点で
日々の食事や生活を見直してみてくださいね。