こんにちは、トレーナーの島田です。
本日は、私たちの体を支える「足」について少し掘り下げてお話ししていきます。
足には片足で28個、両足で54個もの骨があり、これは体全体の約1/4を占めるとも言われています。
その足は、私たちの体の中で唯一「地面に接している部分」です。
つまり、身体の土台として最も基本的な役割を果たしています。
この足の構造の中で特に重要なものが「足のアーチ」です。
アーチとは、足裏にある3つの湾曲した構造(内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチ)で、
歩行時の衝撃を吸収したり、姿勢やバランスを保つ役割を果たしています。
しかし、アーチの構造が崩れると、膝や腰への負担が増えたり、足の疲れや痛みにつながるリスクが高まります。
だからこそ、このアーチを正しく保つことが健康な身体づくりには欠かせない要素にもなります。
アーチの保持には、靭帯や骨の構造的なサポートもありますが、実は筋肉の働きも非常に大きく関係しています。
特に「足の指」を動かす筋肉の働きは、アーチを支えるための“筋肉の柱”のような存在です。
ですので、足の指をしっかりと動かす習慣を持つことが、足のアーチを守り、
結果として体全体のバランスや動きの質を高めることにつながっていきます。
まずは、足の指をグー・チョキ・パーできるようにゆっくり動かしてみましょう。