ビタミンと自律神経の関係性

こんにちは。トレーナーの島田です。


今回は「ビタミンB群と自律神経の関係」について。

 

暑くなり、なんとなく疲れが取れない、イライラしやすい、夜にぐっすり眠れない。

そんなお悩みを感じていませんか?
それは自律神経のバランスが崩れているサインかもしれません。

そして、その自律神経の安定をサポートしてくれる栄養素のひとつが、ビタミンB群です。

 

ビタミンB群は、体の代謝を助けたり、エネルギーを作り出す役割を持つだけでなく、

実は脳や神経の働きとも深く関係しています。

たとえばビタミンB1は、脳のエネルギー源となる糖の代謝を助け、疲労回復にも効果的と言われています。

ビタミンB6やB12は、神経伝達物質の生成や神経の修復を支える働きがあり、

これらが不足すると、集中力の低下、不安感、さらには睡眠の質の低下にまでつながってしまいます。

 

現代の生活では、ストレスや忙しさからくる食事の偏りによって、気づかぬうちにビタミンB群が不足しがちです。

特に、加工食品の多い食生活や、糖質中心の食事をしている方は要注意。ビタミンB群は水溶性で体に蓄えられにくく、

毎日しっかり補う必要があるのです。

自律神経は、心と体のバランスを保つ司令塔のような存在です。

だからこそ、ビタミンB群がしっかりと足りているかどうかは、

心身のコンディションに大きな影響を与えます。

日々の食事で意識したいのは、豚肉、納豆、卵、レバー、玄米、緑黄色野菜など、

B群が豊富に含まれている食材をなるべく偏らず取り入れることです。

疲れが取れにくいなと思ったら、体だけでなく、神経の栄養が足りているかを気にかけてみてくださいね。