こんにちは、トレーナーの島田です。
今日は「なぜ、筋肉は成長するのか!?」というお話をしてみたいと思います。
普段トレーニングをしていると、「筋肉がつく」「体が引き締まる」という言葉はよく聞きますが、
その仕組みを理解すると、筋トレの必要性がもっと腑に落ちるはずです。
筋肉は、私たちの体を動かすエンジンのような存在です。そして、そのエンジンは“負荷”を与えられることで成長します。
筋トレで重りを持ち上げたり、自分の体重を使った運動をすると、筋肉の繊維にごく小さな傷がつきます。
これは一見「壊してしまっている」ように思えますが、実はここからが成長のスタートです。
体はその小さな傷を修復するために、以前よりも少し強く、少し太く筋肉を作り直します。
これを「超回復」と呼びます。この繰り返しによって筋肉は徐々に大きく、そして強くなっていきます。
さらに筋肉が増えると、基礎代謝(何もしなくても消費するエネルギー量)が上がります。
つまり、太りにくく、引き締まりやすい体になります。日常生活でも階段を上るのが楽になったり、
疲れにくくなるなど、筋トレの恩恵は見た目だけではありません。
ただし、筋肉は軽すぎる負荷や同じことの繰り返しでは刺激が足りず、成長は止まってしまいます。
だからこそ、少しきついと感じるくらいの負荷を与え、定期的に内容を変えていくことが大切です。
正しい刺激と休養、栄養を組み合わせれば、年齢に関係なく成長します。
筋トレの原理原則を今回は触れてみました^_^