こんにちは、トレーナーの島田です。
今日は「肌へのストレス」についてのお話です。
特に夏の季節、私たちの肌は思った以上に過酷な環境にさらされています。
冷房の効いた室内と蒸し暑い屋外、この大きな室温差が肌に負担をかける大きな要因です。
冷房によって空気が乾燥すると、肌の水分はどんどん奪われていきます。
さらに、毛細血管が収縮することで血流が悪くなり
肌に必要な酸素や栄養が届きにくくなると考えられています。
これが「冷房疲れ肌」と呼ばれる現象につながり、乾燥やくすみ、ハリの低下を引き起こすのです。
一方で外に出れば湿度が高く汗をかきやすい環境。その汗と冷房の乾燥の繰り返しは、
肌のバリア機能を壊してしまう原因になります。
こうした肌ストレスを軽減するためには、まず保湿が大切です。
日中の保湿ケアを怠らず、外出後は汗や皮脂を優しくオフしてから整えることが理想です。
また、急激な温度差をできるだけ避けるために、冷房の風が直接当たらない位置に移動したり
カーディガンを羽織るなど体温調整を工夫しましょう。
夏の健康管理というと体調や熱中症対策が先に思い浮かびますが、
美容の観点からも肌は環境ストレスに敏感です。
体を整えるのと同じように、肌も「環境因子から守る」という視点を持つことが大切ですね。
みなさんも、この季節は「肌へのストレス対策」を意識してみてください。