こんにちは
島田です。
前回は「過負荷の法則」についてお話ししましたが、
今日はトレーニングの原理原則の中からもう一つ、
「特異性の法則」についてお伝えします。
この法則は、一言で言うと
“目的に合わせたトレーニングを行うことが大切”
という考え方です。
例えば、「姿勢を良くしたい」という目的がある場合には、
背骨を支える筋肉や体幹の安定性を高める運動が必要になります。
また、「膝の痛みを改善したい」場合は、膝そのものだけでなく、
股関節や足首など関連する関節の動きや
筋肉を整える運動を組み合わせることが重要です。
つまり、ただ“体を動かす”だけではなく、
“目的に合った動きを選ぶ”ことが成果への近道になります。
もちろん体はすべてつながっているため、
一つの部位だけを鍛えればいいというわけではありません。
全体のバランスの中で、特に必要な部分に焦点を当てた
運動を行うことが「特異性の法則」の考え方です。
『運動しないとな・・・』と感じても
何からやれば良いの?が正直なところです。
人が体を動かす事で得られる変化は科学的に
考えていく事が大事です。(ケガをしないためにも)
目的を明確にし、それに合った運動を選ぶことで、
より効果的に、そして長く健康な体をつくることができます。